一日に何万個もの製品を製造する大手メーカーには、生産量ではかないません。しかし、私たちには大手メーカーに引けをとらないものがあります。それは「高い品質」。ひとりひとりの手でつくり、確かめ、伝える…単純なことですが、とても大切なことだと考えております。「手でつくること」に誇りを持つことが、高い品質につながっております。
「落とす」「うるおす」「補う」。化粧品にとって大切なこの三大要素を色々な成分から「添加」するのではなく、肌が本来持っている「自然治癒力」で引き出していくことに着目。生まれたばかりの赤ちゃんにも使える、安全な製品づくりを目指して。そのために当社が選んだのが、良い原料であり、良い環境であります。
北海道のほぼ中央地・旭川市。大雪山連邦の麓に位置するこの街は、大小130もの川に囲まれたきれいな水が豊富な都市です。豊かな緑と都市の機能が融合するこの恵まれた環境が私たちの製品づくりのベースとなっております。
良い原料を良い製品につくりあげるために、ひとつひとつの製造工程を機械だけに頼らず、私たちの「手」で品質管理を行いながら製造しております。また昔から、ものづくりには「手間隙かけて」という言い伝えのとおり、製造工程には手間だけではなく時間も必要になります。例えば、当社のエッセンス、独特の「とろみ」が肌の角層への浸透性を高めております。そのとろみを生み出すには、原料を低回転で、時間をかけて攪拌する技術が不可欠です。良いものを良いままに製品化する技術と、品質の高さをモットーに、安心していただける製品をつくり続けております。
当社の製品は「無香料・無着色・ノンオイル・ノンアルコール」のものが主流です。ボトリング後の殺菌工程にもアルコールを使わず「低温殺菌」によって消毒処理を施しております。原始的で非常に非効率な方法ですが、成分を壊さずに殺菌するためには、最良の方法としてとらえ、施しております。最近では、牛乳もこの「低温殺菌」が用いられるようになっております。（当社の製品を愛用されているお客様は、肌トラブルに悩む方も多くおります。）製品の中身だけではなく、ボトルを手に取るお客様への配慮も、私たちの大切な製造工程のひとつと考えております。
